退職代行を使うからといって、信頼を捨ててはいけません。
この記事では、退職代行利用時でも「誠意ある引き継ぎ」が実現できるメールテンプレートを、上司・同僚・後任者不在の3パターンで紹介。
即コピペOKで迷わず使える例文付きだから、社会人としてのマナーも守りながら、スムーズな円満退職が目指せます。
退職後の人間関係や転職活動にもプラスになる対応を、今すぐ始めましょう。


【この記事の投稿者】
退職代行利用予定で、職場とのやり取りに不安がある方へ

この記事は、以下のような悩みを持つ方にオススメです。
【オススメの方】
- 退職代行利用予定で、職場とのやり取りに不安がある方
- 引き継ぎが気がかりだけど、直接連絡したくない方
- メール文面を考える余裕がない方
- 転職活動を控えており、評判を悪くしたくない方
また、この記事を読んで、得られることをまとめました。
【この記事から得られること】
- 状況別・引き継ぎメール例文テンプレの入手
- 信頼される辞め方を実現するポイント
- 引き継ぎを怠るリスクと誠意ある対応策
- 誠実な辞め方で転職先への印象を良くするコツ
退職代行を使うなら「引き継ぎメール」が信頼を守るカギ

退職代行は、心身を守る有効な手段ですが、「突然音信不通で辞めた」と受け取られてしまうと、不要なトラブルに発展することもあります。
そこで大切なのが、引き継ぎメールです。たとえ直接会話ができなくても、メール一本で「責任を放棄していない」という誠意を示せます。
特に今後の転職活動や人間関係において、信頼のある退職を選ぶことは非常に重要です。
ある程度の期間在籍していれば、必ず与えられていた作業があるはず。それを代行利用で「ハイ、さようなら」では、さすがに無責任すぎます。そのためにも引き継ぎメールで示す「責任と誠意」、これが何よりも大事になります。
引き継ぎメールを出すだけで「信用」も「円満退職」も両立できる

【「信用」と「円満退職」が両立できる理由】
- 最低限の社会的マナーが伝えられる
- 周囲に対する感謝と責任感を示せる
- トラブル防止につながる
- 転職後の評価・紹介にも影響しにくい
- 引き継ぎの姿勢が前職の信頼を守る
退職代行を使っても、メールで引き継ぎの意思を示すことで誠意は伝えられます。
特に、メールでの挨拶や情報提供は、残る側の業務負担を軽減し、感謝の気持ちを伝える手段にもなります。
また、信頼ある辞め方は、転職先の採用担当やリファレンスチェックで評価されることも。
未来のためにも、丁寧なメール対応を心がけましょう。

【即コピペOK】退職代行利用時の引き継ぎメール例文テンプレ

退職代行を使っても、最低限の誠意は伝えるべき。その手段が「引き継ぎメール」です。
この章では、実際にそのまま使えるテンプレを、よくある3つの状況に分けて紹介します。言いにくいことも、文面にすることで丁寧に伝わります。
信頼を守る最初の一歩として、以下のテンプレを活用してください。
パターン①:直属の上司宛て(引き継ぎ資料あり)
件名:退職に伴う業務引き継ぎのご連絡
▲▲課長
お世話になっております。
退職代行を通じて退職の意向を
お伝えしております○○です。
このたびは突然のことでご迷惑をおかけし、
誠に申し訳ございません。
引き継ぎ内容をまとめた資料を
添付いたしますので、
ご確認いただければ幸いです。
本件に関するご連絡は、お手数ですが、
退職代行窓口を通してお願いいたします。
何卒よろしくお願いいたします。
直属の上司には、謝意・引き継ぎの意思・連絡方法を明記するのがマナー。ビジネスライクな文面で、相手の混乱を最小限に抑えつつ、誠意を伝えるバランスが重要です。
パターン②:チームメンバー宛て(フォロー依頼)
件名:これまでの感謝とお願い(引き継ぎ関連)
◆◆◆課 スタッフの皆様
突然のご連絡失礼いたします。○○です。
私事ではございますが、
このたび、退職代行を通じて
退職の意向をお伝えしております。
業務の都合上、急な対応となり
ご迷惑をおかけしますが、
共有ドライブ内「引き継ぎ資料」フォルダを
ご確認いただけますと幸いです。
ご協力をお願いしつつ、
これまで本当にお世話になりました。
心より感謝申し上げます。
仲間であるチームメンバーには、感謝と協力依頼のバランスを。辞め方が悪いと、評価だけでなく人間関係も壊れることも。配慮ある言葉が円満な退職を後押しします。
パターン③:後任者不在の場合の謝意+配慮文
件名:退職に伴うご迷惑のお詫びとお願い
■■様
お世話になっております。○○です。
このたび、退職代行を通じて
退職の手続きを進めております。
急な退職となり、後任が不在の状態で
ご迷惑をおかけしますこと、
心よりお詫び申し上げます。
最小限ながら業務整理を行いましたので、
共有のドキュメントを
ご参照いただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
後任不在の場合は、配慮の気持ちが何より重要。業務負担が残る相手への謝意と、できる限りの準備を伝えることで、責任感のある印象を残せます。
業種によっては、メールと併用してslackやChatworkなどの「ビジネスチャットツール」を導入している企業も多いと思います。社内チャットツールで引き継ぎ連絡する際は、上記①③はDM、②はチーム全体宛てにメンションをつけて連絡しましょう。

「退職代行使ってメールなんて必要?」という声と誠意ある対処法

反論①退職代行を使ってるんだから何もしなくていいでしょ?
法律上の手続きは代行で済んでも、社会的信用や今後の人脈には響きます。メール一本で「誠意」は十分伝わるもの。信頼関係の断絶を防ぐためにも最低限の配慮が必要です。
反論②メールを送っても無視されるかもしれないし意味がない
読まれなかったとしても、送った事実が重要。記録として残るメールは、トラブル時の証拠にもなりますし、送らなかった場合と比べ誠意が伝わる可能性は段違いです。
反論③もう会うことない人たちだから気にしなくていい
社会は意外と狭く、前職の上司や同僚が転職先で関係者になることも。将来のキャリアを守る意味でも、きちんとした印象を残す行動が長期的に有利になります。
反論④後任がいないから引き継ぎのしようがない
後任がいない場合こそ、周囲への混乱を減らすためにメールは有効です。可能な範囲で情報をまとめ、メールに一言添えるだけで印象がまったく変わります。
反論⑤文面を考えるのが面倒だし時間もない
本記事では、そのまま送れるテンプレを用意しています。ほんの数分で信頼を守れるなら、コストパフォーマンスは非常に高いです。先手を打って信頼を維持しましょう。

退職代行を使っても、引き継ぎメールで未来は守れる

退職代行は、あなた自身の心と時間を守る有効な選択です。
しかし、「去り際の姿勢」が信頼を左右します。だからこそ、メール一本の配慮で信頼と円満退職は両立可能です。
テンプレを活用すれば、負担もなく即実践できます。次の章では、誠実な辞め方をしっかり支えてくれる退職代行サービスについて説明します。
「信頼される退職」を叶えられる退職代行を利用しよう!

【退職代行を活用する際のポイント】
- 引き継ぎメール文面も相談できるか
- 信頼されるやり取りを代行してくれるか
- 転職後も影響しない対応をしてくれるか
- 労働問題に強く法的対応も可能かどうか
信頼ある退職を目指すなら、サポートが丁寧な退職代行を選ぶことが重要です。
退職代行を利用すること自体は悪ではなく、その使い方次第で「信頼される退職」か「後味の悪い退職」か、大きく分かれます。
上記記事で紹介している「スムーズな退職の進め方」と合わせて、この記事で紹介したメールテンプレートを活用すれば、トラブル回避と信頼獲得の両立が可能です。
次の章では、こうした“信頼される退職”をサポートしてくれる、安心して任せられる退職代行サービスを紹介します。
当Blogおすすめの退職代行、厳選5社を紹介

この章では、当Blogがおすすめする退職代行サービス業者の中から厳選して、下記5社を紹介します。
※下記リンクをクリック(タップ)すると、直接業者サイトへアクセスできます。
おすすめ5社比較表
※横スクロールさせて確認ください。
項目/業者名 | モームリ | Jobs | SAKURA | ガイア | みやび |
---|---|---|---|---|---|
価格 (税込) | 【正社員】 22,000円 【パート・バイト】 12,000円 | 【シンプルプラン】 27,000円 【安心パックプラン】 29,000円 | 【正社員】 16,500円※1 【パート・バイト】 7,700円※1 | 【会社交渉無】 25,300円 【会社交渉有】 55,000円 | 【会社交渉無】 27,500円 【会社交渉有】 55,000円 |
後払い | 可能 | 可能 | 可能 | 不可 | 不可 |
会社交渉 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
法的問題 | 不可 | 不可 | 不可 | 可能 | 可能 |
強み | 業界最大手ゆえの 信頼と実績 | 専門サイトの 評価No.1 | 格安料金で提供 (※1:期間特価中) | 弁護士対応で 法的問題も可 | 弁護士対応で 法的問題も可 |
おすすめ度 | ◎◎◎ | ◎◎ | ◎◎ | ◎◎ | ◎◎ |
信頼と実績で選ぶなら「退職代行モームリ」、評判で選ぶなら「退職代行Jobs
」、料金で選ぶなら「退職代行SAKURA
」、法律の強さなら「弁護士法人ガイア法律事務所」「
弁護士法人みやび」、それぞれをおススメします。※退職代行SAKURAは、現在期間限定料金キャンペーン中(7/31まで)
おすすめ5社を紹介
①退職代行モームリ
言わずと知れた退職代行サービス業界最大手・退職代行モームリ。
業界最大手ゆえの安心と実績で選ぶなら間違いなくこの業者!2025年4月、1か月間の利用者は2,600人を超えています。※詳細はこちら。
また、弁護士法人みやびと提携をしており、法的な監修も万全です。
退職代行モームリについて、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
②退職代行Jobs
どのおすすめ比較サイトを見ても上位評価されているサービス業者・退職代行Jobs。
専門比較サイトでの評価No.1は、信頼の証!
退職代行Jobsについて、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
③退職代行SAKURA
パート・アルバイトが7,700円。正社員が16,500円、派遣・契約社員が11,000円の超格安の退職代行SAKURA。
現在、料金キャンペーンを実施中で格安利用ができ、料金に重きを置いている方は絶対的におススメ!
退職代行SAKURAについて、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
④弁護士法人ガイア法律事務所
法律関係は絶対的な信頼のある弁護士法人ガイア法律事務所。
未払い賃金や退職金の請求交渉等、弁護士が対応するので、ストレスなくスムーズに退職をしたい方におススメ。
弁護士法人ガイア法律事務所について、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
⑤弁護士法人みやび
法律関係は絶対的な信頼のある弁護士法人みやび。
弁護士が運営しているだけに、代行連絡から法的な問題までサービス内容はほぼ一通り対応可能で、確実に退職をしたい方におススメ。
また、退職代行モームリと提携している点も強み。
弁護士法人みやびについて、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
上記を含む、当Blogおすすめ退職代行サービス8社について、他の3社も知りたい方は、下記バナーより参照ください。

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筆者自身、転職2社目を退職後、転職4社目で2社目の同僚と再会。同じ業種で転職すると再び出くわすことはあるので、きちんと対応しておくべきです。