「常駐先に何も言わずに辞めて大丈夫?」SESエンジニアとして客先常駐中の方にとって、退職時の対応は悩みのタネです。
でもご安心を。雇用主は自社であり、退職の手続きや連絡は退職代行がすべて代行してくれます。
この記事では、常駐先への挨拶なしで円満に退職する方法と、安心して任せられる退職代行サービスを紹介します。

【この記事の投稿者】
自社に退職を言い出せずに悩んでいるSESエンジニアの方へ

この記事は、以下のような悩みを持つ方にオススメです。
【オススメの方】
- 常駐先に気まずくて退職を切り出せない方
- 自社に退職を言い出せずに悩んでいるSESエンジニアの方
- 退職代行を使ってもトラブルなく辞められるか不安な方
- 退職後の悪影響(転職への影響など)が気になる方
また、この記事を読んで、得られることをまとめました。
【この記事から得られること】
- SESが退職代行で辞められる仕組みがわかる
- 常駐先へ挨拶や連絡をせずに辞める理由が理解できる
- よくある不安への具体的な対処法がわかる
- 安心して任せられる退職代行サービスの選び方がわかる
常駐先への挨拶は不要!SESは退職代行でスムーズに辞められます

SESの退職時、「常駐先にどう伝えるか」で悩む方は少なくありません。
しかし、退職代行を使えば、常駐先へ挨拶したり、引き継ぎのために出社したりする必要はありません。
退職に関する連絡は、すべて自社(雇用元)に対して行うものであり、代行業者がその手続きを担ってくれます。
精神的なストレスを感じずに、プロのサポートでスムーズに辞められる方法です。
SESの雇用主は「自社」だから、常駐先への義務はない

【主な理由】
- SESエンジニアの雇用契約は「常駐先」ではなく「自社」と締結している
- 常駐先はあくまで派遣先・業務委託先であり、法律上の指揮命令権もなし
- 退職に関する通知・義務は、雇用主(自社)に対してのみ発生する
- 常駐先には契約上の人材変更権があり、個人が対応する必要はない
- 退職代行は、雇用主への通知・交渉をすべて代行してくれる
SESエンジニアは、自社と雇用契約を結び、常駐先に業務提供をしているだけの立場です。
したがって、退職の手続きや意思表示は常駐先ではなく自社に対してのみ必要です。
常駐先は業務委託契約で人材を受け入れているだけで、雇用関係も指揮命令権もありません。
つまり、常駐先に挨拶や退職理由を説明する義務はゼロ。退職代行を使えば、自社への通知も含めて完全に代行されるため、精神的ストレスなく退職が完了します。
これは法律にもとづいた正当な退職手段であり、企業側も受け入れるしかないのです。
「退職代行で常駐先に一切会わず退職できた」成功例

退職代行を利用したことで、常駐先に顔を出さず・トラブルもなく・円満に退職できたSESエンジニアの成功例を3つ紹介します。
共通するのは、「退職に関する対応はすべて自社で完結」しており、常駐先とのやりとりは一切不要だったという点です。
事例①20代男性・SES歴2年「上司に言い出せず即日退職」
退職を切り出せず数ヶ月我慢。常駐先の人間関係も悪く、精神的に限界で退職代行に依頼。退職届の提出から私物の返却まで全て代行され、常駐先にも一切出向かずに退職完了。自社とも直接やりとり不要で、スムーズな即日退職に成功。
事例②30代女性・体調不良「うつ寸前で相談もできなかった」
慢性的な体調不良に加え、上司に退職を言い出せない雰囲気があり、悩んでいた。退職代行に相談したところ、即日で手続き開始。自社と連絡を取らずに退職でき、常駐先への連絡・挨拶も一切なく精神的に救われたと語る。
事例③40代男性・ブラックSESで退職拒否「交渉不能から脱出」
退職の意思を伝えても「辞めさせない」と言われ続け、半ば諦めかけていたが、弁護士運営の退職代行を利用。法的手段で退職通知を送り、会社側も折れた。常駐先にも「本日をもって離任」とだけ伝えられ、本人は一切対応せず退職成功。
SESを確実に辞める方法について、まとめた記事がありますので、併せて参照ください。
「常駐先に迷惑がかかるのでは?」よくある不安とその回答

退職代行を使う際、多くのSESエンジニアが不安に思うことがあります。
以下では、代表的な5つの不安とその実際の影響や正しい理解をセットで解説します。
不安①常駐先に迷惑をかけるのでは?
たしかに、急な退職は現場の業務に影響を与えるかもしれませんが、それは自社(雇用元)の責任範囲です。SESエンジニア個人が対応・謝罪する必要は一切なく、退職代行を通して会社が対応するのが正しい流れです。
不安②常駐先から悪い印象を持たれないか?
常駐先との人間関係が良好だった場合、気になるのは当然ですが、退職は個人の自由であり権利です。契約先との交代対応も会社が処理するため、あなたの評判が損なわれることは基本的にありません。
不安③次の転職に不利にならないか?
退職代行を使ったことが次の職場に知られることは原則ありません。履歴書や職務経歴書でも、詳細な退職理由を問われることは少なく、正直に「体調や働き方のミスマッチ」で済ませる人が多数です。
不安④損害賠償される可能性は?
正当な退職手続きを踏めば、損害賠償を請求されるリスクは限りなくゼロです。2週間以上前に退職の意思を伝えれば、民法上も問題なく、弁護士運営の退職代行なら、さらに安心して進められます。
不安⑤ブラック企業扱いされて将来が不安
むしろ、限界まで我慢して心身を壊すことこそリスク。退職代行を使うことは「逃げ」ではなく、「自分を守る合理的な選択」。行動できたあなたは、次の環境で必ず良いスタートを切れます。

退職代行を使えば、SESは「常駐先対応なし」で辞められる

退職代行を使えば、SESとして常駐先に出向くことなく、自社への退職連絡もすべて代行してもらえます。
クライアントへの説明や引き継ぎを求められることもなく、精神的な負担を最小限にして退職可能です。
雇用契約の基本を理解すれば、不安なく退職に踏み出せます。
次の章では、SES退職に強い「弁護士運営」の退職代行の選定基準について、説明します。
弁護士運営退職代行の選定基準

- 法的トラブルに対応できる弁護士資格を保有していること
- SES業界の退職実績が豊富にあること
- 未払い給与や残業代請求にも対応できる
- 即日対応や24時間相談が可能であること
- 精神的ケアも含めて丁寧なサポート体制がある
SESのように複雑な雇用形態では、法的知識と交渉力を備えた「弁護士運営」の退職代行を選ぶのが安心です。
トラブル防止はもちろん、未払い給与や残業代請求などにも対応可能。常駐先に会わずに退職できるかどうかの実績も重要です。
次に紹介するのは、SES退職にも強く、安心して任せられる弁護士系の退職代行サービスです。
SES退職に強い!安心の「弁護士運営」退職代行2選

①弁護士法人ガイア法律事務所
法律関係は絶対的な信頼のある弁護士法人ガイア法律事務所。
未払い賃金や退職金の請求交渉等、弁護士が対応するので、ストレスなくスムーズに退職をしたい方におススメ。
弁護士法人ガイア法律事務所について、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
②弁護士法人みやび
法律関係は絶対的な信頼のある弁護士法人みやび。
弁護士が運営しているだけに、代行連絡から法的な問題までサービス内容はほぼ一通り対応可能で、確実に退職をしたい方におススメ。
また、退職代行モームリと提携している点も強み。
弁護士法人みやびについて、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
上記2社を含む、当Blogおすすめ退職代行サービス8社について、他の6社も知りたい方は、下記バナーより参照ください。

退職がゴールではない。その先の未来を見据えた行動を

退職代行で無事退職できて終わりではありません。その後の転職活動を経て、転職先が決まって初めて一連の流れ(退職~転職)が完了します。
その先の未来を見据えた行動、すなわち、転職活動も並行して行う必要があるのです。
SESが退職後の転職活動について、まとめた記事がありますので、是非参照ください。
転職を成功させるためのバイブルを悩めるあなたに!
筆者が執筆しました転職成功への戦略本「キャリアに迷う30代40代へ、転職成功へのリアル戦略」是非これを機にお読みください。
自身5回の転職を成功させ、採用担当の面接官としての経験を踏まえ、応募者側と企業側の両面の思考から、今までの転職攻略本にはない内容となっています。
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筆者もSES経験者ゆえ、SESの悩みは非常に理解できます。退職代行がまだ無い時代には、SESがバックレて飛んでしまうことがよくありました。そう考えると、代行の存在があるだけ良い時代になったと思います。