退職代行利用時の注意点｜失敗しないポイントとリスク管理

「退職代行を使いたいけれど、本当に大丈夫？」そんな不安を抱えていませんか？

この記事では、退職代行を利用する際の注意点やリスクを詳しく解説し、信頼できる業者の選び方やスムーズに退職するコツを紹介します。

安心して新たなスタートを切るために、この記事をしっかりと読んで理解を深めましょう。

【この記事の投稿者】

退職代行を利用したいが本当に大丈夫か不安な方へ

この記事は、以下のような悩みを持つ方にオススメです。

注意点を知らずに退職代行を利用するとトラブルに発展することも

退職代行サービスは、会社に直接連絡せずに退職できる便利な手段ですが、注意点を知らずに利用するとトラブルに発展することもあります。

たとえば、違法な業者を選んでしまうと退職が無効になる可能性や、未払い給与・有給消化のトラブルが発生するリスクも。

退職代行のトラブル事例について、まとめた記事がありますので、併せて参照ください。

この記事を読んで、具体的に得られることをまとめました。

退職代行のリスクを回避して安全に退職できる！

滞りなく退職できるか不安に思う悩みを退職代行サービスの利用で解消できます。ただし、前章でもお伝えしたとおり、適切に選ばないとトラブルに巻き込まれる可能性があります。

そうならないために、退職代行のリスクを回避し、安全に安心して退職するための方法を解説します。

また、信頼できる業者の見極め方や、料金・サービス内容の確認ポイント、退職後に問題が発生しないための対策を具体的に紹介します。

後悔しない退職代行の選び方｜よくある失敗と成功のポイント

この章では、退職代行の選び方で、よくある失敗と成功のポイントについて、それぞれのポイントをまとめました。

よくある失敗のポイント

退職代行を適当に選ぶと、トラブルに巻き込まれるリスクがあります。

たとえば、悪質な業者に依頼すると、連絡が取れなくなる、退職手続きが不完全で会社に無断欠勤扱いされるといった問題が発生することも。

また、業者によっては有給消化や未払い給与の請求を代行できない場合があり、後から後悔するケースもあります。

利用料金が安いからと選ぶのではなく、サービス内容や実績をしっかり確認することが重要です。

成功するポイント

退職代行を成功させるには、信頼できる業者を選ぶことが大切です。口コミや実績を確認し、弁護士監修や労働組合系のサービスを選ぶと安心です。

また、サービス内容を事前に把握し、有給消化や退職後の手続きがサポートされるかをチェックしましょう。料金体系も明確に確認し、追加費用や返金保証の有無を知っておくことがポイントです。

退職代行で有給消化可能について、まとめた記事がありますので、併せて参照ください。

退職代行サービス利用時の注意点

この記事の本題である、退職代行サービス利用時の注意点について、説明します。注意点をみていく前に、まず、退職代行サービスの仕組みと種類から説明します。

退職代行の仕組み

退職代行とは、会社へ直接連絡せずに退職できるサービスです。依頼者の代わりに業者が会社に退職の意思を伝え、退職手続きを進めます。多くの業者は電話やLINEで手続きが可能で、即日対応しているケースもあります。

ただし、業者によって対応範囲が異なり、単に退職の連絡をするだけの業者もあれば、有給消化や未払い給与の請求までサポートする業者もあります。そのため、利用前にサービス内容をしっかり確認することが重要です。

退職代行の即日対応（即日退職）について、まとめた記事がありますので、併せて参照ください。

退職代行の種類（弁護士・労働組合・一般業者）

退職代行には「一般業者系」「労働組合系」「弁護士系」の3種類があります。

一般業者（民間企業）系は退職の意思を伝えることしかできず、交渉は不可です。労働組合系は団体交渉権を持ち、有給消化や退職条件の交渉が可能です。

一方、弁護士系は法的交渉が可能で、未払い給与や損害賠償請求など、あらゆる交渉ごとに対応できます。

どの業者を選ぶかによってサービス内容が異なるため、自分の状況に合った業者を選ぶことが大切です。

また、この3種類の料金体系が異なります。そのため、費用をどれぐらいかけられるかによっても、選択肢が変わってくることでしょう。

この3種類の料金体系については、別記事内の「料金の違いが生まれる理由」を参照ください。

退職代行利用時の4つの注意点

退職代行利用時の注意点ですが、下記4つの注意点について、それぞれ説明します。

注意点①退職代行の費用相場と追加料金の注意点

退職代行の費用相場は2万～10万円程度ですが、安すぎる業者や高額請求する業者には注意が必要です。

料金体系を確認し、基本料金に含まれるサービス内容（交渉の可否・相談回数など）を把握しましょう。

また、追加料金の有無を事前にチェックし、不明点があれば契約前に問い合わせることが重要です。成功報酬型の業者は最終的な支払い額を確認し、予想外の請求を防ぎましょう。

返金保証の有無や利用規約も事前に確認し、安全な業者を選ぶことでトラブルを回避できます。

退職代行の料金相場について、まとめた記事がありますので、併せて参照ください。

注意点②サービス内容は業者によって異なる！交渉できる・できないの違い

退職代行業者には、会社と交渉できる業者とできない業者があります。交渉できるのは「弁護士系」と「労働組合系」のサービスです。

弁護士系は、未払い給与や残業代の請求、損害賠償請求などの法的交渉が可能です。

一方、労働組合系は団体交渉権を持ち、有給消化や退職日の調整、未払い給与の交渉ができるため、会社とスムーズに話を進められるケースが多いです。

対して、一般業者系は「退職の意思を伝えること」しかできず、交渉は一切できません。

たとえば、有給消化や未払い給与の請求をしたくても、会社が拒否すれば対応できないため、利用者が自分で交渉する必要があります。

そのため、自身の状況に応じて、適切な業者を選ぶことが重要です。

注意点③悪質業者を避ける！信頼できる退職代行の見分け方

悪質な退職代行業者を避けるには、運営元や実績をしっかり確認することが重要です。弁護士や労働組合が運営している業者は信頼性が高く、安全に退職を進めやすいです。

また、公式サイトに会社情報（所在地・連絡先・代表者名）が記載されているかをチェックし、匿名運営の業者は避けましょう。口コミや評判も確認し、実績豊富で利用者の評価が高い業者を選ぶことが大切です。

料金体系が不透明だったり、誇大広告をしている業者には要注意。無料相談の有無や問い合わせ対応の丁寧さも、信頼できる業者かを判断するポイントです。

注意点④退職代行を利用する際の流れと準備すべきこと

退職代行を利用する際は、事前に流れを把握し、スムーズに手続きを進めることが大切です。

まず、信頼できる業者を選び、口コミや公式サイトで情報を確認しましょう。無料相談を活用してサービス内容や料金を確認し、納得できたら正式に申し込みます。

その後、退職の意思や希望条件（退職日・有給消化の有無など）を業者に伝え、手続きが進みます。業者が会社へ退職連絡を行い、退職が完了すると会社から離職票などの必要書類が送られてきます。

退職代行サービス利用の流れについて、まとめた記事がありますので、併せて参照ください。

また、退職後のトラブルを避けるために、事前に準備をしておくことも重要です。退職理由や希望日を整理し、未払い給与や有給の残日数を確認しておきましょう。

さらに、退職後の転職活動や生活費の準備を進め、業者とのやり取りを記録しておくことで、安心して退職手続きを進められます。

退職代行を利用する際のリスク管理

この項では、退職代行を利用する際のリスク管理について、みていきます。

退職後にトラブル発生！？未払い給与・損害賠償を防ぐ方法

退職後の未払い給与や損害賠償トラブルを防ぐには、事前の準備が重要です。

まず、給与明細や雇用契約書を確認し、未払いの給与や残業代がないかチェックしましょう。また、離職票や源泉徴収票など、退職時に必要な書類を確実に受け取ることも大切です。

万が一トラブルが発生した場合に備え、弁護士や労働基準監督署に相談できるよう準備しておくと安心です。損害賠償請求を避けるためには、業務の引き継ぎを丁寧に行うことも重要。

退職代行を利用する際は、交渉可能な業者を選び、トラブルを未然に防ぎましょう。

詐欺まがいの退職代行も存在！安全なサービスの選び方チェックリスト

退職代行サービスを利用する際は、詐欺まがいの業者に引っかからないよう慎重に選ぶことが大切です。

まず、運営元が弁護士や労働組合など信頼できる機関かを確認しましょう。公式サイトに所在地や代表者名、連絡先が明記されているかも重要なポイントです。

また、料金体系が明確で、追加費用や返金保証の有無が記載されている業者を選びましょう。「100%退職成功保証」など、不自然な誇大広告をしている業者は避けるべきです。

口コミや評判をチェックし、実績豊富な業者か確認することも欠かせません。さらに、無料相談が可能で問い合わせ対応が丁寧な業者を選ぶことで、安全に退職を進められます。

おすすめの退職代行サービス業者を紹介

実績と信頼のある当Blogおすすめの退職代行サービス業者を紹介します。

それぞれ料金体系が異なるため、しっかりとサービス内容を確認した上で、自分に合った業者があれば、早速問い合わせしてみましょう！

※下記リンクをクリック（タップ）すると、直接業者サイトへアクセスできます。

①退職代行モームリ

言わずと知れた退職代行サービス業界最大手・退職代行モームリ。

Google月刊検索数36,000件は業界最多！業界最大手ゆえの安心と実績で選ぶなら間違いなくこの業者！

また、弁護士法人みやびと提携をしており、法的な監修も万全です。

退職代行モームリについて、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。

運営会社	株式会社アルバトロス
基本料金	【正社員・契約社員・派遣社員】22,000円（税込） 【パート・アルバイト】12,000円（税込）
特徴・強み	Google月間検索数36,000件は業界最多。業界最大手ゆえの安心と実績で選ぶならココ。
サポート内容	・弁護士監修の適正業務 ・労働組合と提携しているため会社と交渉可能 ・退職できなかった場合の全額保証 ・退職や勤務に関しての相談は何度でも何時間でも無料 ・相場より圧倒的に安い料金設定・2種類の後払いが可能 ・日本全国365日24時間いつでも連絡・即日対応可能 ・失業保険・社会保険給付金サポート完備 ・弁護士監修の各種書類のフォーマット完備 ・業界初の来店・オンライン対応可能なオプション完備
おすすめ度	◎◎◎
サイトバナー

②退職代行Jobs

どのおすすめ比較サイトを見ても上位評価されているサービス業者・退職代行Jobs。

専門比較サイトでの評価No.1は、信頼の証！

退職代行Jobsについて、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。

運営会社	株式会社アレス
基本料金	【シンプルプラン】27,000円（税込） 【安心パックプラン】29,000円（税込） ※正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイト、いずれも同額
特徴・強み	どのおすすめサイトを見ても上位評価。専門サイトでの評価の高さNo.1。
サポート内容	・顧問弁護士指導の適正業務で安心退職 ・手続きは最短30分、24時間対応、即日退職連絡可能 ・現金後払いOK（簡単な審査あり） ・会社への出社や連絡は必要なし ・有給休暇の無料申請サポート ・退職できなければ全額返金 ・労働組合と連携「交渉が可能」 ・案件に関わらず追加費用は一切不要 ・全国対応全ての都道府県で代行実績あり ・退職が完了するまで期間無制限でフォロー ・無料の求人サービスで転職活動もフォロー ・社宅や寮の方も安心引っ越しサポート
おすすめ度	◎◎
サイトバナー

③退職代行トリケシ(TORIKESHI)

労働組合である日本労働産業ユニオンが運営する退職代行サービス・退職代行トリケシ(TORIKESHI)。

団体交渉権により有給休暇の取得や退職日の調整など会社側と交渉が可能。Googleクチコミ4.8と高評価が燦然と光る！

退職代行トリケシについて、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。

運営会社	日本労働産業ユニオン
基本料金	一律25,000円（税込） ※労働組合加入費含む
特徴・強み	労働組合による運営ゆえ会社との交渉が可能で、Google口コミ4.8と高評価は信頼の証。
サポート内容	・団体交渉権の範囲内で会社との交渉可能 ・有給休暇取得 ・退職金請求 ・給料未払い金請求 ・全額返金保証 ・後払い可
おすすめ度	◎
サイトバナー

④退職代行SAKURA

パート・アルバイトが7,700円。正社員・派遣、契約社員が9,900円の超格安の退職代行SAKURA。

現在、料金キャンペーンを実施中で格安利用ができ、料金に重きを置いている方は絶対的におススメ！

退職代行SAKURAについて、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。

運営会社	株式会社さくらスタッフ
基本料金	【正社員・内定辞退】9,900円（税込） 【契約社員・派遣社員】9,900円（税込） 【パート・アルバイト】7,700円（税込） ※5/31までのキャンペーン料金
特徴・強み	5/31まで料金キャンペーン中の超格安！
サポート内容	・弁護士監修の適正業務 ・労働組合と提携 ・転職サポート ・行政書士事務所と提携 ・相談無料 ・退職が不可の場合は全額返金保証 ・365日24時間、即日対応可能 ・行政書士監修の各種書類フォーマット完備 ・来店、オンライン対応可能 ・再利用、お友達紹介割引
おすすめ度	◎
サイトバナー

⑤弁護士法人ガイア法律事務所

法律関係は絶対的な信頼のある弁護士法人ガイア法律事務所。

未払い賃金や退職金の請求交渉等、弁護士が対応するので、ストレスなくスムーズに退職をしたい方におススメ。

弁護士法人ガイア法律事務所について、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。

運営会社	弁護士法人ガイア総合法律事務所
基本料金	55,000円（税込） ※業務委託、自衛隊、会社に借入がある方（返済交渉込み）は、77,000円（税込）
特徴・強み	未払い賃金や退職金の請求交渉等、弁護士対応のため、ストレスなくスムーズに退職できる
サポート内容	弁護士事務所ゆえ、退職交渉や有休消化・退職金・残業代・損害賠償請求の交渉可能
おすすめ度	◎
サイトバナー

⑥弁護士法人みやび

法律関係は絶対的な信頼のある弁護士法人みやび。

弁護士が運営しているだけに、代行連絡から法的な問題までサービス内容はほぼ一通り対応可能で、確実に退職をしたい方におススメ。

また、退職代行モームリと提携している点も強み。

弁護士法人みやびについて、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。

運営会社	弁護士法人みやび
基本料金	①会社交渉無し：27,500円（税込） ②会社交渉有り：55,000円（税込） ③自衛隊、業務委託、会社役員等：：77,000円（税込） ※オプション費用：回収額の20%（残業代・退職金請求など）
特徴・強み	・弁護士が直接対応 ・弁護士が責任を持って会社介入 ・各種金銭請求交渉可能
サポート内容	・法的な問題やトラブル等の対応 ・会社との交渉 ・各種金銭請求交渉 ・無料相談
おすすめ度	◎
サイトバナー

⑦退職代行辞スル

最短即日で退職が可能というスピード対応を強みの退職代行辞スル。

現在、新卒者限定「春割キャンペーン」2,000円OFFが実施されており、新卒者で代行利用を考えている方はにおススメ。※4月30日までの期間限定なので注意

退職代行辞スルについて、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。

運営会社	株式会社シーズ
基本料金	【正社員・契約社員】22,000円（税込） 【パート・アルバイト】18,000円（税込） 新卒者限定「春割キャンペーン」2,000円OFF ※4月30日までの期間限定なので注意
特徴・強み	最短即日で退職が可能というスピード対応。
サポート内容	・即日対応 ・最短30分で退職可能 ・弁護士監修、労働組合連携 ・全額返金保証アリ・後払い可能
おすすめ度	〇
サイトバナー

⑧退職代行ヒトヤスミ

退職代行業界がメジャーになる前から活動実績のある退職代行ヒトヤスミ。

創立10年を越えた業界内では歴史のあるサービス業者。雇用形態問わず一律16,500円（税込）で利用可能。

運営会社	株式会社PULLBACK
基本料金	雇用形態問わず一律16,5000円（税込）
特徴・強み	創立10年を越えた業界内では歴史のあるサービス業者
サポート内容	・雇用形態問わず一律料金 ・弁護士監修 ・最短即日退社可能のスピード対応
おすすめ度	〇
サイトバナー

退職代行を利用する前に要チェック！安全に退職するための最終確認

退職代行を利用する前に、最終確認を行うことでトラブルを未然に防げます。

まず、業者の信頼性をチェックし、運営元（弁護士・労働組合・法人）や口コミ、料金体系の明確さを確認しましょう。

次に、退職後の準備を整えることも重要です。未払い給与や有給休暇の確認、必要書類（離職票・源泉徴収票など）の受け取りを忘れずに。

また、万が一のトラブルに備え、弁護士や労働基準監督署への相談先を把握しておくと安心です。

これらをチェックすることで、スムーズかつ安全に退職を進められます。

退職がゴールではない！新たな転職先を探すために必要なことは？

退職代行の利用を考えている方は、現在の勤め先を辞めることがゴールではありません。退職代行の利用は、新たな道に進むための第一歩にすぎません。

大半の方は退職後、次の転職先を探すことになるかと思います。その際、転職エージェントを利用して、プロのキャリアコンサルタントから意見を聞きながら、新天地を見つけてみませんか。

現在、転職者の5人に1人が転職エージェントを利用しているというデータがあるほど、ここ数年、利用者が増え続けており、今や転職活動には欠かさないものとなっています。

昨今の転職エージェントの状況を踏まえて、当Blogおすすめの転職エージェントを5社、紹介します。下記バナーより詳細ページに飛びますので、是非活用してみてください！

転職を成功させるためのバイブルを悩めるあなたに！

私が執筆しました転職成功への戦略本「キャリアに迷う30代40代へ、転職成功へのリアル戦略」是非これを機にお読みください。

自身5回の転職を成功させ、採用担当の面接官としての経験を踏まえ、応募者側と企業側の両面の思考から、今までの転職攻略本にはない内容となっています。

本書があなたの転職に必ずや力になると信じています！

最近、新書でもKindle Unlimitedで読める書籍が増えています。

1冊で購入するのは手が出しづらくても Kindle Unlimitedであれば定額なので、懐具合を気にせず気軽に読めますよ！