「退職代行を使ったら損害賠償を請求されたらどうしよう…」 そんな不安から、一歩を踏み出せずにいませんか?
ネット上では「訴えられた」「裁判になった」という情報も見かけますが、その多くは事実が誤解されているケースです。
実際には、退職代行を利用しただけで損害賠償が成立する可能性は高くありません。ただし、使い方や業者選びを間違えると、トラブルに発展するリスクがゼロとは言い切れないのも事実です。
この記事では、実際の事例をもとに「本当に危険なケース」と「安全に辞めるためのポイント」を分かりやすく解説します。
【この記事の投稿者】
退職代行を使いたいが、損害賠償が不安な方へ

この記事は、以下のような悩みを持つ方にオススメです。
【オススメの方】
- 退職代行を使いたいが、損害賠償が不安な方
- 会社と揉めそうで、訴えられないか心配な方
- ネットの情報が本当かどうか分からず迷っている方
- 安全な退職代行を選びたい方
また、この記事を読んで、得られることをまとめました。
【この記事から得られること】
- 退職代行で損害賠償される可能性の現実
- 実際にトラブルになった事例と共通点
- 訴えられそうになった場合の具体的対処法
- 損害賠償リスクを回避するための判断軸
退職代行を使って損害賠償される可能性は極めて低いが、ゼロではない

退職代行を利用したからといって、損害賠償を請求される可能性は極めて低いのが実情です。
日本の法律では「退職の自由」が強く認められており、会社が一方的に退職を理由として賠償請求をすることは簡単ではありません。
ただし、どんなケースでも絶対に安全とは言い切れないのも事実です。無断欠勤や業務放棄、違法な退職代行業者の利用など、条件が重なるとトラブルに発展する可能性があります。
重要なのは「退職代行そのもの」ではなく、「どのような状況で、どの業者を使うか」です。
損害賠償が成立しにくい理由|法律上、退職の自由が強く守られている

【損害賠償が成立しにくい主な理由】
- 法律で退職の自由が認められている
- 会社側に立証責任がある
- 実害の証明が難しい
- 訴訟コストが高い
退職による損害賠償が成立しにくい最大の理由は、民法で労働者の「退職の自由(民法627条)」が保障されている点にあります。
会社が請求を行うには、具体的な損害額と退職との因果関係を証明する必要がありますが、引き継ぎ不足や人手不足といった理由だけでは認められにくいのが現実です。
さらに、裁判には時間と費用がかかるため、企業側にとっても簡単に踏み切れるものではありません。
上述どおり、企業側としては実務上「訴訟コスト>回収額」になりやすい現実を踏まえると、賠償請求をする可能性はかなり低く、基本的には心配しすぎなくていいでしょう。
退職代行で損害賠償トラブルになった実例と共通点

退職代行で「損害賠償された」と言われる事例を詳しく見ていくと、実は退職代行の利用そのものが原因になっているケースはほとんどありません。
多くの場合、退職前後の行動や契約違反、業者選びの失敗など、別の要因が重なってトラブルに発展しています。
この章では、実際に問題になりやすい代表的な3つの事例を取り上げ、「なぜ損害賠償の話が出たのか」「どこで判断を誤ったのか」を整理します。
事例の共通点を知ることで、リスクを避ける具体的な判断軸が見えてきます。
事例①無断欠勤・業務放棄が重なったケース
【ポイント】
- 退職代行利用前から長期の無断欠勤
- 担当業務の放置・引き継ぎなし
- 会社に実害が発生していた
このケースでは、退職代行を使ったこと自体ではなく、無断欠勤や業務放棄によって会社に実害が生じていた点が問題視されました。
会社側は「退職による損害」ではなく、「職務を果たさなかったことによる損害」を主張します。重要なのは、退職の意思表示が遅れたことや、連絡を断った行動です。
退職代行はあくまで手続きの代行であり、問題行動の免罪符にはなりません。利用前の行動次第で、リスクは大きく変わります。
事例②競業避止義務・秘密保持義務に違反したケース
【ポイント】
- 契約書に競業避止義務が明記されていた
- 顧客情報・営業資料の持ち出し
- 退職直後に同業他社へ転職
この事例では、損害賠償の原因は退職代行ではなく、明確な契約違反です。競業避止義務や秘密保持義務は、退職後も効力を持つケースが多く、違反すれば損害賠償請求が認められる可能性があります。
退職代行を使っても、契約内容そのものが無効になるわけではありません。「辞め方」と「辞めた後の行動」は別問題であることを理解しておく必要があります。
事例③違法な退職代行業者を利用したケース
【ポイント】
- 弁護士資格のない業者が会社と交渉
- 非弁行為に該当
- 会社側の態度が硬化しトラブル化
このケースでは、違法業者の対応がトラブルを拡大させたことが問題です。
法律上、弁護士資格のない業者が退職条件の交渉を行うことは禁止されています。にもかかわらず、強引な連絡や交渉を行った結果、会社側が法的手段を示唆する事態に発展しました。
退職代行選びを誤ると、かえってリスクを高めてしまう典型例です。
①②と異なり③は、明らかに代行選びのミスからによるものであり、代行選びの重要性を改めて感じさせます。
「でも訴えられたらどうする?」よくある不安と対処法

不安①会社から「損害賠償を請求する」と言われたら?
退職代行利用後に会社から損害賠償を示唆されると、不安になるのは当然です。ただし、実務上は感情的な牽制や引き止め目的の発言であるケースが大半です。
実際に請求を成立させるには、会社側が具体的な損害額と因果関係を証明する必要があります。弁護士や労働組合運営の退職代行であれば、会社とのやり取りを任せることで、不要な直接対立を避けられます。
不安②内容証明郵便や通知書が届いたら終わり?
内容証明や通知書が届くと、「もう裁判になるのでは」と焦ってしまいがちですが、それだけで不利になることはありません。
多くの場合、法的根拠が弱い請求は交渉段階で収束します。重要なのは、自己判断で対応しないことです。
専門家が介入すれば、請求の妥当性を精査し、適切に対処できます。「通知が来た=即敗訴」ではない点を理解しておきましょう。
不安③退職代行を使ったこと自体が不利にならない?
合法的な退職代行を利用した事実だけで、不利な立場になることはありません。むしろ、直接やり取りを避けることで、感情的な衝突や発言ミスを防げるメリットがあります。
問題になるのは、違法業者の利用や、退職前後の行動です。「退職代行=危険」というイメージは誤解であり、正しく使えばリスク管理の一手段になります。
個人事業主の損害賠償について、まとめた記事がありますので、併せて参照ください。
退職代行による損害賠償リスクは、正しい選択でほぼ回避できる

退職代行による損害賠償リスクは、正しい知識と判断があれば、ほぼ回避できます。実際に問題になるのは、無断欠勤や契約違反、違法業者の利用といったケースに限られます。
退職代行はあくまで「手段」であり、リスクを高める原因ではありません。不安を感じている方ほど、感情的に動くのではなく、冷静に状況を整理し、安全な選択をすることが重要です。
次の章では、損害賠償リスクを最小限に抑えるための退職代行の選び方を解説します。
損害賠償リスクを最小限に抑えるために退職代行を選ぶポイント

【退職代行を選ぶポイント】
- 弁護士または労働組合が運営(提携)
- 交渉権限がある
- トラブル対応実績がある
- 料金体系が明確
損害賠償リスクを抑えるためには、退職代行選びが非常に重要です。特に、弁護士や労働組合が運営(提携)するサービスであれば、法的トラブルにも対応できます。
また、交渉権限のない業者を選ぶと、かえって問題が大きくなる可能性があります。実績やサポート内容、料金の透明性を確認し、「安さ」だけで選ばないことが、安全な退職への近道です。
次の章では、当Blogおすすめの退職代行サービス業者を紹介します。
当Blogおすすめの退職代行サービス業者を紹介

この章では、当Blogおすすめの退職代行サービス業者を2社、弁護士法人ガイア法律事務所、弁護士法人みやび を紹介します。
会社交渉が可能である弁護士直営もしくは労働組合運営(提携)業者選定が必要ですが、万が一損害賠償など法的対応も迫られる可能性がありそうな人は、法的対応可能な弁護士自ら対応してもらえる業者選定をするべきです。
法的対応には、労働組合運営(提携)の代行業者では対応ができないからです。
最近では弁護士直営業者でも、ユーザーの退職難易度に合わせて「会社交渉有り」「会社交渉無し」とサービス内容を分け、より明確な料金体系になっており、「会社交渉無し」であれば、2万円台で依頼ができるようになりました。
そのため、退職難易度によっては、安いコースで済む内容かもしれません。
下記2業者の詳細を確認していただき、赤いボタン or 業者バナーから早速無料相談をして、一日も早くストレスから解放されましょう。
①弁護士法人ガイア法律事務所
法律関係は絶対的な信頼のある弁護士法人ガイア法律事務所。
未払い賃金や退職金の請求交渉等、弁護士が対応するので、ストレスなくスムーズに退職をしたい方におススメ。
弁護士法人ガイア法律事務所について、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
②弁護士法人みやび
すべて弁護士に丸投げが可能な法律事務所弁護士法人みやび。
弁護士が運営しているだけに、代行連絡から法的な問題までサービス内容はほぼ一通り対応可能で、確実に退職をしたい方におススメ。
弁護士法人みやびについて、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
上記2社を含む、当Blogおすすめ退職代行サービス7社について、他の5社も知りたい方は、下記バナーより参照ください。

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