転職活動で最初に審査されるのが「履歴書」。 しかし、いざ書こうとすると「どんな形式が正解?」「志望動機が思いつかない…」と悩む人も多いはずです。
履歴書は単なる書類ではなく、あなたの第一印象を伝える“営業ツール”です。
この記事では、採用担当者に選ばれる履歴書を作るための準備チェックリストと例文集を紹介します。
フォーマット・写真・自己PRなど、提出前に確認すべきポイントを網羅。この記事を読めば、通過率を高める履歴書準備が今日から始められます。
【この記事の投稿者】
履歴書の準備で何から手をつければいいかわからない方へ

この記事は、以下のような悩みを持つ方にオススメです。
【オススメの方】
- 履歴書の準備で何から手をつければいいかわからない方
- 志望動機や自己PRの書き方に自信がない方
- 書類選考で落ちる原因を改善したい方
- 面接前に履歴書を完璧に仕上げたい方
また、この記事を読んで、得られることをまとめました。
【この記事から得られること】
- 履歴書準備の正しい手順が分かる
- 採用担当者が評価するポイントを理解できる
- すぐ使える志望動機・自己PRの例文を入手できる
- 書類通過率を高めるコツとチェックリストを活用できる
- 添削サポートをしてくれる転職エージェントを知れる
転職準備(全体)の進め方について、詳しくまとめ記事がありますので、併せて参照ください。
履歴書準備は通過率を左右する!作成前に整えるだけで結果が変わる

履歴書は、採用担当者があなたを初めて知る“名刺”のような存在です。作成し始める前に準備を整えるだけで、通過率は大きく変わります。
たとえば、フォーマットや写真の印象、誤字脱字の有無など、細部にまで気を配ることが「信頼できる人」という印象につながります。
多くの応募者が内容だけに注力しがちですが、事前の準備こそが評価を左右する最重要ステップです。
履歴書準備が採用担当者の評価を左右する3つの理由

①第一印象で「社会人基礎力」が見られている
履歴書の見た目や書き方は、その人の「仕事の丁寧さ」を表します。写真の清潔感や文字の整い方、記載内容の正確さなど、細かい部分で印象が決まります。
些細な誤字や雑な書き方でも「この人は雑なタイプかも」とマイナス評価されることがあります。
②情報整理ができていないと「伝わる自己PR」ができない
履歴書を作成する前に職務経歴やスキルを整理しておくことで、採用担当者に「何ができる人なのか」が伝わります。
準備不足のまま書くと、内容が抽象的になり、強みがぼやけるため、選考通過率が下がります。
③書類選考は数秒で判断されるため「見やすさ」で差がつく
採用担当者は、一人あたり数十枚の履歴書を見ています。
構成が整理され、見やすいレイアウトであれば、自然と好印象を与えられます。フォント・余白・改行など、細部の整え方が評価を大きく左右します。
筆者が採用担当していたとき、最も重要視していたのが実は③番。見やすい(読みやすい)履歴書は、求職者が企業側への配慮ができているという風に捉えるためです。
「相手の立場に立って行動をとる」という、社会人として一丁目一番地のマナーがしっかりと身についているかどうか、履歴書や職務経歴書を見れば一発でわかってしまいます。
【例文付き】受かる履歴書の準備チェックリスト

この章では、履歴書作成前に必ず確認しておきたい6つの準備ポイントを紹介します。
フォーマットの選び方から写真、志望動機の作成、送付準備まで、漏れがないかをチェックリスト形式で整理。
これらを整えることで、採用担当者の信頼を得やすくなり、通過率が格段に上がります。
また後半では、すぐ使える志望動機・自己PRの例文も掲載しています。自分の職種や経験に合わせてアレンジすれば、印象的な履歴書が完成します。
履歴書準備チェックリスト

①フォーマット選定
【ポイント】
- 手書き・PC作成どちらを選ぶかで印象が変わる
- 業界・職種によって適性が異なる
手書き履歴書は「誠実さ」、PC作成は「効率性」を印象づけます。事務職や営業職では手書きが無難、IT・デザイン職ではPC作成が好まれる傾向があります。
どちらを選ぶにせよ、統一感を持たせることが大切です。応募企業の文化や業種に合わせてフォーマットを選びましょう。
②写真準備
【ポイント】
- 清潔感と印象の良さが最優先
- 背景・服装・姿勢を統一
写真は採用担当者の第一印象を決定づける要素です。背景は明るいグレーや白、服装はスーツが基本。自然な笑顔と姿勢を意識しましょう。
プリクラやスマホ撮影は避け、写真館や証明写真機を活用すると好印象です。当然ですが、提出日から3ヶ月以内の最新の写真を。
③基本情報確認
【ポイント】
- 名前・住所・電話番号の誤記防止
- 書類全体の誤字脱字チェック
基本情報のミスは「注意力が低い人」という印象を与えます。提出前に必ず見直し、特に数字や住所は細心の注意を。
記入後は第三者に確認してもらうとより安心です。誤字脱字ゼロを目指しましょう。
④職歴・学歴整理
【ポイント】
- 時系列の統一
- 空白期間の説明を準備
職歴・学歴は新しい順で整理し、記載ルールを統一しましょう。空白期間がある場合は、簡潔に「資格取得のため」などポジティブな説明を準備すると好印象です。
読みやすさと整合性を意識してまとめることが重要です。
⑤志望動機・自己PR
【ポイント】
- 応募企業ごとにカスタマイズ
- 経験+企業貢献の流れで構成
志望動機は「なぜこの企業か」、自己PRは「どう貢献できるか」を具体的に伝えることが大切です。
テンプレではなく、企業理念や仕事内容に自分の経験を絡めると説得力が増します。※例文は次の項目参照
⑥印刷・送付準備
【ポイント】
- 用紙サイズ・封筒・送付マナーを統一
- 丁寧な扱いで印象UP
履歴書の印刷はA4統一、クリアファイルで送付するのが基本。折れ・汚れがないように丁寧に扱いましょう。
封筒の宛名も手書きで整えると、誠実さが伝わります。郵送前に最終チェックを忘れずに。
近年、履歴書の受け渡しはPC作成が多く、過去に作成したものを使い廻しすると、志望動機がテンプレ版の薄い動機になってしまうので、必ず志望する企業の理念を絡めたものに更新しましょう。
PC作成の注意点として、PDFやExcelなど直接データを送付する場合は、データのファイル名に自分の名前を入れておきましょう。企業側のデータ管理がしやすくなる上、「この人、配慮ができる人だな」と好感度が増します。
志望動機の例文
下記例文は、PREP法構成(結論→理由→具体例→再結論)を用いて、好印象を与える自然な表現でまとめています。※緑ボタンをクリック(タップ)すると例文が表示。履歴書内で使用する例文のため、企業に対しては「貴社」で統一。
結論:
貴社の営業職として、顧客課題に寄り添う提案型営業を実現したいと考えています。
理由:
前職ではルート営業中心でしたが、お客様の課題解決に深く関わる提案型営業を志すようになりました。
具体例:
実際に顧客の販売データを分析し、売上向上施策を提案した結果、前年比120%の成果を上げた経験があります。
再結論:
この経験を活かし、貴社の課題解決型営業で貢献できると考えています。
結論:
貴社のバックオフィスを支える事務職として、正確かつ効率的な業務運営に貢献したいです。
理由:
前職で営業サポートとして資料作成・データ管理を担当し、チーム全体の業務効率化を意識してきました。
具体例:
Excelマクロで見積書作成を自動化し、作業時間を半減させたことで、営業担当者からも高く評価されました。
再結論:
この経験を活かし、貴社の事務体制をよりスムーズに支えたいと考えています。
結論:
貴社が推進する自社開発プロジェクトに携わり、ユーザー視点のサービス開発に貢献したいです。
理由:
前職ではSES企業での常駐開発が中心で、自社製品を継続的に改善する環境を求めて転職を考えました。
具体例:
金融システムの開発で、要件定義からテストまで一貫して担当し、保守コストを15%削減した経験があります。
再結論:
自社開発環境で成長を続けながら、長期的に価値あるプロダクトを作り上げたいと考えています。
結論:
データ分析とコンテンツ戦略を活かし、貴社のブランド価値向上に貢献したいと考えています。
理由:
前職ではSNS運用と広告分析を通じ、集客から販売までの流れをデータドリブンに改善してきました。
具体例:
Instagramキャンペーンを設計し、フォロワー数を3倍・CVRを1.5倍に伸ばした経験があります。
再結論:
この分析力と改善提案力を、貴社のマーケティング戦略に活かしたいと考えています。
結論:
未経験ではありますが、前職で培ったコミュニケーション力と改善意識を活かし、貴社で新たなキャリアを築きたいです。
理由:
接客業を通じて「相手のニーズを的確に把握し、満足度を高める」仕事にやりがいを感じてきました。
具体例:
店舗のクレーム対応プロセスを改善し、顧客満足度アンケートで平均4.8点(5点満点)を達成しました。
再結論:
この経験を土台に、貴社のサービス提供に貢献できる人材を目指します。
「志望動機例文」「PREP法」について、それぞれ詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
今回、履歴書に記述する例文のため、企業側に対しては「御社」ではなく「貴社」としています。なお、面接時、口頭で伝える際には、必ず「御社」に変換し対応するようにしてください。
自己PRの例文
志望動機同様に例文は、PREP法構成(結論→理由→具体例→再結論)を用いて、好印象を与える自然な表現でまとめています。※青ボタンをクリック(タップ)すると例文が表示。履歴書内で使用する例文のため、企業に対しては「貴社」で統一。
結論:
私の強みは、現場の課題を自ら発見し、改善策を実行する「課題解決力」です。
理由:
単に指示通りに動くのではなく、業務のボトルネックを分析して効率化に取り組んできました。
具体例:
営業サポート時代、見積作成の手順を見直し自動化した結果、作業時間を1/3に短縮。チーム全体の残業削減に貢献しました。
再結論:
今後も課題発見と改善を続け、貴社の生産性向上に貢献していきます。
結論:
私は周囲と協力しながら物事を前に進める「調整力」に自信があります。
理由:
複数部署や外部パートナーとの連携を通じて、スムーズな進行管理を得意としてきました。
具体例:
新商品の販促企画では、営業・デザインチーム・外注先をまとめ、納期を2週間前倒しで実現しました。
再結論:
今後も円滑な調整でプロジェクトの成功に貢献します。
結論:
目標に対して数字で成果を出す「実行力」が私の強みです。
理由:
曖昧な成果ではなく、定量的な改善を常に意識して行動してきました。
具体例:
広告運用担当として、クリック単価を20%削減・CVRを1.3倍に改善し、月間売上を前年比150%に伸ばしました。
再結論:
結果を数値で示す姿勢を貫き、貴社の利益拡大に貢献します。
結論:
私は一度決めた目標を粘り強くやり遂げる「継続力」に自信があります。
理由:
困難な状況でもあきらめず、長期的に改善を重ねて成果を上げてきました。
具体例:
新人時代、営業成績が伸び悩んだ際に商談録を分析し、トークを改善。半年で部署トップの成績を達成しました。
再結論:
貴社でも粘り強く成果を積み上げ、信頼される社員を目指します。
結論:
私の強みは、新しい知識を短期間で吸収し実践に活かす「学習意欲の高さ」です。
理由:
未経験からでもスピード感を持ってスキルを習得し、成果を出してきました。
具体例:
前職では独学でExcel VBAを学び、1ヶ月で社内ツールを作成。業務効率を2倍に向上させました。
再結論:
この吸収力を活かし、貴社でも早期戦力として貢献できるよう努めます。
自己PR例文について、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
上記はあくまでも例文です。例文を参考にして志望する企業理念を絡めた志望動機&自己PRを作成しましょう。企業側にあなたの熱意と考え方が伝わりやすくなります。
「履歴書なんてテンプレで十分では?」という誤解

【誤解の理由】
- 履歴書は形式的だと思われがち
- 採用担当は細部まで見ていないと思い込みがある
- 応募企業ごとに内容を変えるのが面倒
しかし、採用担当者は履歴書から「本気度」や「仕事の丁寧さ」を見抜いています。テンプレ志望動機や雑な書式はすぐに分かります。
逆に、きちんと整った履歴書は「この人は信頼できる」と印象づける武器になります。テンプレではなく、“伝わる履歴書”を準備することが選考突破の近道です。
履歴書や職務経歴書のまとめ方が雑だったり、誤字脱字、テンプレ志望動機…など、落ち度の多いものだと、いくらスキルや人柄が良くても『門前払い』されてしまう可能性が高まるため、懇切丁寧かつ企業側に配慮した書類作成に心がけましょう。
履歴書は「内容」より「準備力」で差がつく

履歴書は、ただ埋めるものではなく「見られる前提で整える書類」です。
内容が多少シンプルでも、誤字のない清潔な書面、整ったフォーマット、具体的な志望動機があれば印象は大きく変わります。
準備段階での丁寧さが、書類全体の信頼感に直結します。つまり、履歴書で評価されるのは“完成度”ではなく“準備力”。
次の章では、履歴書準備に不安がある人に「転職エージェント活用法」を紹介します。
履歴書準備が不安なら、プロの添削サポートを活用しよう

【転職エージェント活用のメリット】
- 履歴書・職務経歴書を無料で添削してもらえる
- 志望動機・自己PRの内容を企業ごとに最適化してくれる
- 採用担当の目線でアドバイスがもらえる
- 書類通過率を大幅に改善できる
履歴書は、自分では気づきにくい改善点が多い書類です。
転職エージェントを利用すれば、プロの目線で“受かる履歴書”に仕上げてもらえます。
客観的な添削を受けることで、自信を持って応募できるようになります。
次の章では、当Blogおすすめの転職エージェントを紹介します。
当Blogおすすめの転職エージェントを厳選して紹介

下記エージェントは、どちらもサポート体制が充実しており、利用者からの評価が高く、安心しておすすめできます。
- マスメディアン:面接が不安でクリエイティブ職種を希望している方におすすめエージェント
- Q転職:履歴書よりも実力で勝負したい方におすすめエージェント
①面接が不安でクリエイティブ職種を希望している方におすすめエージェント
面接に不安を残し、クリエイティブ職種を希望している方は、「マスメディアン」がおすすめ。筆者が採用担当をしていたとき、よく人材紹介していただいたエージェントです。
マスメディアンから実際に紹介を受けた求職者の面接にマスメディアン担当者が同席し、面接終了直後に即フォローを行うという、他の業者にはない手厚い面接サポート体制を取られています。
現在エージェントに不安を抱えていて、乗り換えを検討されている方には、ぴったりなエージェントと言えます。
「マスメディアン」について、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
②履歴書よりも実力で勝負したい方におすすめエージェント
本当の実力で勝負したい方におすすめなのが「Q転職」。企業が課したミッションを解いて転職活動ができる新しい転職サービスを提供。
書類選考や面接だけに頼らない、実力で勝負をして転職活動を進められるため、書類選考だけで機械的にお見送りになってしまうような憂き目には遭いません。
「Q転職」について、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
上記2つのエージェントを含む、それ以外の当Blogがおすすめの転職エージェントについては、下記緑色のバナーをクリック(タップ)していただき、参照ください。

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