「このまま指示通りに作業するだけで、将来は大丈夫だろうか…」 そんな不安を感じながら、SESとして働き続けていませんか?
キャリアアップや働き方を見直すなら、「上流工程から関われる自社開発企業」への転職が有力な選択肢です。
この記事では、SESから自社開発へ転職し、より成長できる環境を手に入れる方法を、理由・実例・不安の解消法を交えて詳しく解説します。

【この記事の投稿者】
SESから脱却し、スキルアップできる職場に移りたい方へ

この記事は、以下のような悩みを持つ方にオススメです。
【オススメの方】
- 下流工程ばかりでキャリアに不安を感じている方
- SESから脱却し、スキルアップできる職場に移りたい方
- 自社開発に転職したいが、未経験で不安な方
- 年収・やりがい・将来性をすべて手に入れたい方
また、この記事を読んで、得られることをまとめました。
【この記事から得られること】
- 上流工程に関わることで広がるキャリアの可能性
- 未経験でも自社開発に転職できる理由と対策
- 転職成功者の具体的なキャリアチェンジ例
- 不安を解消するための転職準備・行動のヒント
- 成功率を高める転職エージェントの活用法
SESから抜け出すなら「上流工程×自社開発」がキャリアアップの近道

SESから自社開発に転職したいなら、「上流工程に関われるかどうか」が重要な分岐点です。
技術を磨くだけでなく、課題解決力や提案力などの本質的なスキルは、上流から関わることで身につきます。
将来のキャリア選択肢を広げるには、ただの開発作業者から“プロジェクトを動かす側”へとポジションを変えていく必要があるのです。
上流工程経験できる環境が「年収・スキル・将来」選択肢全てを広げる

【上流工程を経験できる環境がキャリアに有利な理由】
- 要件定義・設計フェーズで「市場価値の高いスキル」が得られる
- 顧客との折衝や提案を通じて“考える力”が身につく
- チームを動かす経験がマネジメント能力の基礎になる
- 評価されやすく、年収アップにもつながりやすい
- 転職市場での選択肢が格段に広がる
自社開発企業で上流工程を経験することで、単なる技術者ではなく“ビジネス視点で動けるエンジニア”へと成長できます。
こうしたスキルは市場でも高く評価され、年収・役職・転職の自由度に大きく影響します。
将来的にリーダーやPMを目指すなら、上流経験は避けて通れないのです。

現場指示からの卒業。自社開発企業に転職して変わった実例

SESから自社開発へ転職した3人のリアルな事例を通して、どのようにキャリアが変化し、成長を実感できたのか。
下記に3例まとめましたので、業務内容、転職理由、変化したことまで踏み込んで紹介します。
Aさん(26歳):テスト業務から要件定義へ。評価される実感を得た
【Before】
- SESでひたすらテストと改修ばかり。指示待ちで評価も上がらず、将来に不安を感じていた。
【After】
- 転職エージェントを通じて、自社プロダクトを持つ企業に転職。未経験ながらも要件定義から関われる環境に。3ヶ月で顧客との打ち合わせにも同席し、上司からも高評価。年収は70万円UP、社内で“必要とされている実感”を得た。
Bさん(30歳):顧客と向き合う経験で、エンジニアとしての視座が変わった
【Before】
- 要件も仕様もすべて決められた中でのコーディング業務に不満。技術はあっても提案力が育たない環境だった。
【After】
- 自社開発企業で「課題の本質から考える」上流工程に参加。顧客折衝やワークショップにも参加し、ソリューション提案に携わるように。結果、マネージャー候補としてリーダー業務も任されるようになり、キャリアが一気に開けた。
Cさん(28歳):縛られない環境でスキルと自信を同時に得た
【Before】
- 常駐先の環境や技術選定に制約があり、自分の裁量が持てなかった。
【After】
- エージェントからの提案で、技術選定や開発方針をチームで決められる自社開発企業へ。設計からインフラ構築まで幅広く経験し、社内で技術発信を行う立場に。技術カンファレンスにも登壇し、エンジニアとしての自信と誇りを持てるようになった。
20代、30代前半までであれば、まだSESでも良いですが、30代半ば過ぎると、客先の担当Mgrが自分よりも年下という状況になってきます。そのため、SESは「経験を積む場」と割り切り、ある程度の年齢になったら、次(キャリアアップのための転職)を考えるのは、当然の流れと言えます。
SESからの総合的な転職情報について、まとめた記事がありますので、併せて参照ください。
「自社開発は未経験だと無理では?」よくある不安と現実的な対処法

転職を躊躇する人の多くが抱える「よくある5つの不安」に対し、それぞれ具体的な根拠と対処法を下記にまとめました。
特にSES出身者に特有の悩みに対しても、実情に即したアドバイスで読者の不安を払拭します。
不安①上流未経験で、いきなり通用しないのでは…
実際、企業側も“未経験者がいきなり完璧にこなせる”とは思っていません。大切なのは「上流にチャレンジしたいという意欲」と「学習意欲」。
そうした姿勢を評価する企業は多く、転職エージェントが“ポテンシャル採用”の求人を紹介してくれます。
不安②自社開発企業はハードルが高くて入れない気がする
ハイレベルな企業もありますが、“教育体制が整っていて、エンジニアを育てる前提の企業”も存在します。
あなたの志向やスキルにマッチする企業を見極めるためにも、エージェントの情報力を活用すべきです。
不安③面接で志望動機をうまく伝えられる自信がない
SESからの転職でよくある悩みですが、エージェントを活用すれば、あなたの強みや志向を言語化して、職務経歴書や面接対策までサポートしてくれます。
独りで頑張るよりも圧倒的に伝わりやすくなります。
不安④今より年収が下がってしまうのでは…
転職初年度は横ばいまたは微減する場合もありますが、上流工程に関われる環境では、2〜3年で年収が100万円以上アップする事例も。
“将来の資産”としての上流経験は、長期的に見れば確実にプラスです。
不安⑤希望条件に合う求人がそもそも見つからない
転職サイトだけで探すのは効率が悪く、非公開求人にこそ“理想の求人”が多くあります。
特にSES出身者向けの支援実績がある転職エージェントなら、企業とのマッチング精度も高く、条件交渉にも強いです。
SES出身者は、おとなしくて、面接が苦手という人が多い印象。自分の考えを言葉にすることが苦手な人は、面接のサポート体制が充実しているエージェントを是非利用してください。後の章で、サポートが充実しているエージェントを紹介します。
環境を変えるだけじゃなく「関わる工程」でキャリアの未来は大きく変わる

SESから脱却するだけでは、本当の意味でのキャリアアップにはつながりません。大切なのは、「どの工程に関わるか」「どんな視座で働くか」です。
自社開発で上流工程に携わることで、仕事の手応えも成長実感も格段に変わります。
主体的なキャリアを築くなら、まずは“環境”と“工程”を見直すことから始めましょう。
次の章では、『転職成功を支えるパートナー=転職エージェント』の活用方法を紹介します。
キャリアを一緒に描ける転職エージェントを味方につけよう

【転職エージェントを活用するメリット】
- あなたの希望に合った非公開求人を紹介してくれる
- 強みや志向を企業に適切に伝えるための支援が受けられる
- 面接対策・企業との条件交渉までトータルでサポート
- キャリアに寄り添い、将来設計の相談も可能
自分に本当に合った自社開発企業を見つけるには、求人票だけでは限界があります。
転職エージェントを活用すれば、あなたの志向や可能性を理解した上で、最適なマッチングが可能に。
面接や条件交渉もプロが支援してくれるため、転職活動がスムーズに進みます。
キャリアの転換点には、信頼できる伴走者を味方につけましょう。
おすすめの転職エージェント厳選3社紹介

SES出身者は、面接を苦手にしている人が多い印象があります。いくら技術力があっても、面接で上手く話せない人は、それだけで印象を悪くしてしまいます。
今回厳選して3社おすすめの転職エージェントを紹介しますが、中でも面接サポートがとても手厚い「マスメディアン」が特におすすめです。
気になる方は、下記赤いボタンから早速問い合わせしてみましょう!
①面接が不安でクリエイティブ職種を希望している方におすすめエージェント
面接に不安を残し、クリエイティブ職種を希望している方は、「マスメディアン」がおすすめ。筆者が採用担当をしていたとき、よく人材紹介していただいたエージェントです。
マスメディアンから実際に紹介を受けた求職者の面接にマスメディアン担当者が同席し、面接終了直後に即フォローを行うという、他の業者にはない手厚い面接サポート体制を取られています。
現在エージェントに不安を抱えていて、乗り換えを検討されている方には、ぴったりなエージェントと言えます。
「マスメディアン」について、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
②ホワイト企業への転職を強く望まれている方におすすめエージェント
ホワイト企業への転職を強く望まれている方は、「退職代行モームリ」と同じ運営会社で、ブラック企業を徹底排除する「アルバトロス転職」がおすすめ。
退職代行モームリを利用した方たち年間2万件以上の退職データを活用しての転職支援が可能のため、ブラック企業を避け、優良企業に絞って紹介を受けられるという最大のメリットがあります。
「アルバトロス転職」について、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
③履歴書よりも実力で勝負したい方におすすめエージェント
本当の実力で勝負したい方におすすめなのが「Q転職」。企業が課したミッションを解いて転職活動ができる新しい転職サービスを提供。
書類選考や面接だけに頼らない、実力で勝負をして転職活動を進められるため、書類選考だけで機械的にお見送りになってしまうような憂き目には遭いません。
「Q転職」について、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
上記3つのエージェントを含む、それ以外の当Blogがおすすめの転職エージェントについては、下記緑色のバナーをクリック(タップ)していただき、参照ください。

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筆者が執筆しました転職成功への戦略本「キャリアに迷う30代40代へ、転職成功へのリアル戦略」是非これを機にお読みください。
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筆者もSES経験者。多くの現場を経験し、下流工程(プログラミング、テスト、運用)がメインでした。その後、上流工程に関われる企業へ転職できたのも、SESの経験があったから。下流のことも理解していなければ、上流に携わることができないため、SESの経験は決して無駄にはなりません。