退職代行を利用すれば、会社と直接やり取りせずに辞められるのが魅力ですが、「退職届って出す必要あるの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
実は提出する・しないで、その後の手続きやトラブルリスクが大きく変わります。
この記事では、退職届が本当に必要かどうか、出さない場合のリスクや正しい書き方・送り方まで徹底的に解説します。
記事の最後に、当Blogがおすすめの退職代行サービス業者を厳選5社に絞って紹介しています。

【この記事の投稿者】
退職代行を利用したいが、退職届が必要かどうかわからない方へ

この記事は、以下のような悩みを持つ方にオススメです。
【オススメの方】
- 退職代行を利用したいが、退職届が必要かどうかわからない方
- 退職届の書き方・送り方に自信がない方
- 提出しなかった場合のリスクを正確に理解したい方
- トラブルなく円満に退職したいと考えている方
また、この記事を読んで、得られることをまとめました。
【この記事から得られること】
- 退職代行でも退職届を出すべき理由が明確になる
- 出さなかった場合の具体的なリスクを理解できる
- 正しい退職届の書き方・提出方法がわかる
- 安心して辞められる退職代行サービスの選び方がわかる
退職代行でも「退職届」は出すべき?その理由をズバリ解説!

退職代行を使えば、会社との直接のやり取りを避けて辞められますが、「退職届は不要」と思い込んでしまうのは危険です。
退職届は単なる形式ではなく、労働契約の終了を明確に伝える正式な書面。提出することで、企業側に退職の意思が法的に認められ、離職票の発行や未払い給与の請求などの手続きも円滑に進みます。
退職代行に任せたとしても、後のトラブルを避けるために退職届の提出は極めて重要なのです。

なぜ退職届が重要なのか?トラブル回避と円満退職のカギに!

【退職届を提出すべき理由】
- 法的な退職意思の証拠になる
- 離職票・退職証明書などの発行がスムーズに進む
- 未払い給与や有給休暇の請求がしやすくなる
- 社会保険・雇用保険の手続きに必要
- トラブル時の証拠として残せる
退職届を出すことは、ただのマナーや形式ではありません。
会社とのトラブル防止や各種手続きを滞りなく進めるうえで、退職届は非常に重要な役割を果たします。
特に退職代行を使って直接のやり取りができない状況では、書面による意思表示が確実性を高め、安心した退職につながります。
労働基準法上、退職届は必須ではないですが、円満かつ安全な退職をするために、退職代行利用時でも退職届は提出するようにしましょう。
退職届を「出さないリスク」と「出すメリット」の事例で比較

提出しないリスク
- 会社に退職を認めてもらえず、退職日が確定しない可能性がある
- 離職票や退職証明書が発行されず、転職や失業保険の申請に支障が出る
- 未払い給与や有給消化の交渉が不利になり、損をする可能性がある
- 出社しないと「無断欠勤」とされ、懲戒解雇扱いになるリスクがある
- 退職日が曖昧になることで、社会保険や雇用保険の手続きが滞る可能性がある
提出するメリット
- 退職の意思を明確に伝えられ、会社側も対応せざるを得なくなる
- 退職が法的に成立するため、企業が退職を引き止められなくなる
- 離職票・証明書の発行がスムーズに進み、転職準備がしやすくなる
- 書面を根拠に、未払い給与や有給をしっかり請求できる
- 退職日が確定するため、各種保険の手続きもスムーズに完了する
提出するメリットを認識できると、おのずと退職届の提出がマストであることが良くわかります。

「退職届は不要」は本当?提出しない場合の落とし穴とは?

「退職届は出さなくても大丈夫」という意見も見受けられますが、それは誤解です。
法律上、退職は口頭でも可能とされていますが、企業側が受理しない・退職日を認めないといった事例は実際に起きています。
特に退職代行を利用する場合、書面での明確な意思表示があるかどうかは大きな分かれ目。
後からのトラブルを防ぐためにも、退職届は出しておくべきです。

確実・安心に退職するには、退職届の提出がベストな選択!

確実に、そして安心して退職したいなら、退職届は必ず提出しておくべきです。
退職代行を利用することで精神的な負担は軽減されますが、正式な書類としての「退職届」があることで、企業側の処理もスムーズに進みます。
離職後のトラブルを避け、次のステップに集中するためにも、退職届の提出は“最善策”です。

退職届の正しい書き方&提出方法

退職届のフォーマットと記入例
- 退職届に記載すべき必要な項目
- 退職届のNGな記載例
- 退職代行利用時の退職届書き方ポイント
①退職届に記載すべき必要な項目
【必要な項目】
- タイトル:「退職届」または「退職願」(用途に応じて使い分ける)
- 提出日(会社に提出する日を記載)
- 宛名(会社の正式名称と代表者名を記載)
- 本人の氏名と押印(自筆でフルネームを記載し、印鑑を押す)
- 退職理由(一般的には「一身上の都合」と記載)
- 退職日(最終出勤日ではなく、退職が成立する日)
退職届には、会社が必要とする最低限の情報を簡潔に記載することが重要です。特に、退職日を明確にしないと、手続きに影響が出る可能性があるため、注意しましょう。
②退職届のNGな記載例
【NGな記載例】
- 「上司が嫌いだから辞めます」など感情的な内容を書く
- 「〇月〇日をもって退職させていただきます(断定)」と記載する(「退職いたします」が適切)
- 退職理由を詳細に書く(例:「転職のため」「体調不良のため」など)
- 会社への不満や批判を書く
- 退職日を曖昧にする(例:「なるべく早く辞めたい」)
退職届はフォーマルな書類なので、感情的な表現は避け、簡潔かつ冷静に記載することが大切です。
また、不要な情報を書きすぎると、会社側とのトラブルにつながる可能性があり、NGポイントです。
③退職代行利用時の退職届書き方ポイント
【書き方のポイント】
- 退職理由は「一身上の都合」とし、詳細は書かない
- 退職日は退職代行業者と相談し、確実に退職できる日を記載
- 会社名・代表者名は正式名称で記載(誤記があると無効になる可能性あり)
- 「円満退職を希望します」などの不要な一文は入れない
- 手渡しではなく、郵送する場合は「内容証明郵便」を利用するのが安心
退職代行を利用する場合、企業と直接やり取りしないため、退職届の内容がより重要になります。
無駄な情報を省き、正式なフォーマットに沿って作成することで、スムーズな退職手続きが可能になります。
退職届はフォーマルな書類ゆえ、余計な情報は一切かかず、必要最低限の記載にとどめましょう。
退職届の提出方法

- 退職代行を利用するなら郵送が基本
- 証拠を残すために配達証明付き郵送がベスト
- 会社に出向かずに退職する方法
①退職代行を利用するなら郵送が基本
退職代行を利用する場合、退職届の提出は郵送が基本となります。
なぜなら、退職代行を利用する時点で「会社と直接やり取りをしたくない」ケースが多く、対面での提出は現実的ではないからです。
多くの退職代行業者も郵送を推奨しており、スムーズに退職手続きを進めるためには、適切な郵送方法を選ぶことが重要です。
特に、送付する際は、企業側が受け取った証拠を残すための方法を選ぶことが望ましいでしょう。
②証拠を残すために配達証明付き郵送がベスト
退職届を郵送する場合、配達証明付きの郵送(内容証明郵便や簡易書留)がベストな方法です。
これにより、「いつ・誰に・どのような書類を送ったか」という記録が残り、会社側が「退職届を受け取っていない」と主張するリスクを回避できます。
特に、トラブルが予想される企業では、内容証明郵便を利用すると安心です。証拠を残すことで、退職の法的効力を確実にし、万が一の対応にも備えられます。
③会社に出向かずに退職する方法
会社に出向かずに退職するには、退職代行+郵送を組み合わせるのが最も確実な方法です。退職代行業者が会社とのやり取りを代行し、本人は退職届を郵送するだけで手続きが完了します。
具体的な流れは、以下の通りです。
- 1.退職代行業者に依頼し、企業に連絡してもらう
- 2.退職届を作成し、内容証明郵便または簡易書留で郵送
- 3.退職日を迎え、退職が正式に成立
この方法なら、一度も会社と接触せずに退職できるため、精神的な負担を最小限に抑えられます。
配達証明付きの郵送することで、証拠を残すことができるため、これ以上の有効な手段はありません。
当Blogおすすめの退職代行、厳選5社を紹介

この章では、当Blogがおすすめする退職代行サービス業者の中から厳選して、下記5社を紹介します。
※下記リンクをクリック(タップ)すると、直接業者サイトへアクセスできます。
おすすめ5社比較表
※横スクロールさせて確認ください。
項目/業者名 | モームリ | Jobs | SAKURA | ガイア | みやび |
---|---|---|---|---|---|
価格 (税込) | 【正社員】 22,000円 【パート・バイト】 12,000円 | 【シンプルプラン】 27,000円 【安心パックプラン】 29,000円 | 【正社員】 16,500円※1 【パート・バイト】 7,700円※1 | 【会社交渉無】 25,300円 【会社交渉有】 55,000円 | 【会社交渉無】 27,500円 【会社交渉有】 55,000円 |
後払い | 可能 | 可能 | 可能 | 不可 | 不可 |
会社交渉 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
法的問題 | 不可 | 不可 | 不可 | 可能 | 可能 |
強み | 業界最大手ゆえの 信頼と実績 | 専門サイトの 評価No.1 | 格安料金で提供 (※1:期間特価中) | 弁護士対応で 法的問題も可 | 弁護士対応で 法的問題も可 |
おすすめ度 | ◎◎◎ | ◎◎ | ◎◎ | ◎◎ | ◎◎ |
信頼と実績で選ぶなら「退職代行モームリ」、評判で選ぶなら「退職代行Jobs
」、料金で選ぶなら「退職代行SAKURA
」、法律の強さなら「弁護士法人ガイア法律事務所」「
弁護士法人みやび」、それぞれをおススメします。※退職代行SAKURAは、現在期間限定料金キャンペーン中(7/31まで)
おすすめ5社を紹介
①退職代行モームリ
言わずと知れた退職代行サービス業界最大手・退職代行モームリ。
業界最大手ゆえの安心と実績で選ぶなら間違いなくこの業者!2025年4月、1か月間の利用者は2,600人を超えています。※詳細はこちら。
また、弁護士法人みやびと提携をしており、法的な監修も万全です。
退職代行モームリについて、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
②退職代行Jobs
どのおすすめ比較サイトを見ても上位評価されているサービス業者・退職代行Jobs。
専門比較サイトでの評価No.1は、信頼の証!
退職代行Jobsについて、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
③退職代行SAKURA
パート・アルバイトが7,700円。正社員が16,500円、派遣・契約社員が11,000円の超格安の退職代行SAKURA。
現在、料金キャンペーンを実施中で格安利用ができ、料金に重きを置いている方は絶対的におススメ!
退職代行SAKURAについて、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
④弁護士法人ガイア法律事務所
法律関係は絶対的な信頼のある弁護士法人ガイア法律事務所。
未払い賃金や退職金の請求交渉等、弁護士が対応するので、ストレスなくスムーズに退職をしたい方におススメ。
弁護士法人ガイア法律事務所について、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
⑤弁護士法人みやび
法律関係は絶対的な信頼のある弁護士法人みやび。
弁護士が運営しているだけに、代行連絡から法的な問題までサービス内容はほぼ一通り対応可能で、確実に退職をしたい方におススメ。
また、退職代行モームリと提携している点も強み。
弁護士法人みやびについて、詳しくまとめた記事がありますので、併せて参照ください。
上記を含む、当Blogおすすめ退職代行サービス8社について、他の3社も知りたい方は、下記バナーより参照ください。

転職を成功させるためのバイブルを悩めるあなたに!
筆者が執筆しました転職成功への戦略本「キャリアに迷う30代40代へ、転職成功へのリアル戦略」是非これを機にお読みください。
自身5回の転職を成功させ、採用担当の面接官としての経験を踏まえ、応募者側と企業側の両面の思考から、今までの転職攻略本にはない内容となっています。
本書があなたの転職に必ずや力になると信じています!
最近、新書でもKindle Unlimitedで読める書籍が増えています。
1冊で購入するのは手が出しづらくても Kindle Unlimitedであれば定額なので、懐具合を気にせず気軽に読めますよ!
Kindle Unlimited 500万冊以上が読み放題!
初めてご利用の方は30日間の無料体験が可能。これを機会にKindle Unlimitedで本を読もう!